【パリ共同】パリ五輪でアーティスティックスイミング(AS)、飛び込み、水球が実施される新設のアクアティクスセンターが完成し、4日にパリ郊外サンドニで記念式典が開かれた。フランスメディアが伝えた。

 大会期間中は5千人を収容。屋根に太陽光発電パネルを設置し、内装にリサイクル素材を用いるなど、環境に配慮した造りとなった。地元メディアによると、総工費は約1億7500万ユーロ(約287億円)。五輪終了後は地元イベントに利用されるほか、水泳の国際大会などでも使用されるという。

 式典に出席したフランスのマクロン大統領は「われわれのエネルギーであり、生活に変化をもたらす会場だ」と述べた。